Football life ~ サッカーと人間関係からわかる自分の秘密 ~
元プロサッカー選手の久保田勲です。
現在はサッカーと人間関係をベースに東京の国士舘高校、山梨の帝京第三高校の高校生を教えています。
『走れない選手が走れるようになるために必要な事』
走れない。
自分が走れないと自分でわかっている。
同時に、走らなければ!とも思っている。
走りのトレーニングになると背中が丸くなり、気持ちが憂鬱になる。
走るトレーニングは、
退屈だし、
きついし、
なにより地味だ。
走るなら楽しくボールを使って走りたい。
膝を痛めているからコンクリートは走れない。
走らなくてもいい理由が山ほど見つかる。
でも、走る理由は一つも見つからない。
走りが終わると 心が曇っている。
モヤモヤする。
やりきってない感じ。
毎日の生活も楽しいことはあるけど、なんとなく過ぎていく。
でもどこかでその理由はわかってる。
でも、わからないふりをしているだけ。
走ることに対して、あまりにもキツイかったり、辛かったり、苦しいように感じている。
でもそれって単純に
情熱がない。思いがない。
ただそれだけなんだよね。
情熱がないのに、一生懸命頑張ろうとしている。
思いがないのに走ろうとしている。
ガソリンがないのに車を動かそうとしているのに似ている。
ガソリンを注入しないと。
情熱を思い出さないと。
ガソリンを入れて走る。ただエネルギーが循環していないだけ。
情熱が欲しかったら情熱を持っている人と一緒にいる時間を作る事。
はじめ、その人の考え方やノリについていけなくて嫌になると思う。
でもそこでその人から離れないのが大事。
そうやってその人のノリや考え方を自分に取り入れる。
行動は2つ
1 チームメイトで一番情熱のある人を見つける。
2 そして、金魚の糞みたいにくっつく。
感情的には必要なのは『勇気』
自分が変わる事に対する恐れ
その恐れに飛び込む勇気。
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