『やり方(手法やテクニック)でなく目的を見失わないこと』


 

Football life

~サッカーと人間関係からわかる自分の秘密~ 

 

 

『やり方(手法やテクニック)でなく目的を見失わないこと』

 

 

人はつまるところ、

 

痛みを避けるか?

快楽を得るか?

 

どちらかのために行動します。

 

サッカーを指導している時に、このどちらを使って指導するのか悩んでいました。

(強制的にやらせるのか? 自主的に自分からやるのか?)

 

もちろん理想は、快楽を得る!(主体的に行動してもらう) を選択したい自分がいます。



しかし、人は怠け者であり快楽主義。

厳しいことや辛いことを避けて楽な方を選択しがちです。

(楽を選択して勝負の世界で勝てるのならいいのですが。。。。)

その結果、本当に得たい物を得られなくなってしまう可能性があります。

 

僕は、この部分にとても頭を悩ませていました。

 

僕の子供が通っているサドベリースクールという学校では、自分の好きなことをとことんやりきります。

(ゲーム、遊び、ipad、ユーチューブ。。。。。)

「自分の好き!」をやりきった後に退屈のプールがやってきます。

その退屈をやりきった先に本当に自分のやりたいことが見つかる、

という考えです。

(サドメリーは4歳〜18歳まで在籍可能な学校です。)

この教育に関わらせてもらってから自ら学ぶことに力強さ感じています。

通常はやらされる勉強、それを自ら取り組むことができると物凄く学びが早い。

(掛け算など1週間もかからないですべて覚えてしまいます)

 

しかし

高校サッカーは3年間という限られた時間。

自分の好きなことを好きなように好きなペースでやっていたらそれで終わってしまいます。

かといって

自分の目的を持って入学してくる生徒は少数。

 

(理想は、目的を持って、毎日グランドに来て欲しい。

しかし、

現実、そんな選手は100人近くいる部員の中で数名。全員が目的を自ら見つけ出すことを待っていたら3年間終わってしまいます。)

 

強制的に目的を与え、「やらせる」のが3年間という期間で結果を出すのであれば合理的だと考える。

(強制的に痛みを加えてそれを回避するエネルギーで行動すること)

 

しかし、

高校を卒業して大学、社会に出れば強制力はなくなります。

自分の頭で考えて、判断して自分の人生を作っていきます。

 

そもそも教育とはそういう目的のためのもの。

しかし、結果を出すことで得られる経験という教育のかたちもある。

 

結果なのか?

育成なのか?

 

悩んでいました。

 

もちろん両方。

 

育成も結果も

強制も自主性も

 

どっちでもいいです。

やり方は。

 

その先に、何があるか?

なんのためにサッカーを伝えているのか?(目的)

という部分がブレなければ。

 

「教える」というやり方も大事ですが、『何のために』という目的を見失わないことが一番大事なことだと気がつきました。

気がつくと目的がどっかへ行き、やり方が目的になっているものです。

『なんのために?』 と自分へ聞いてみることでいろんなことに気がつくと思います。

 

初心忘るべからず

 

サッカーでも

ボールを止める、蹴る。

この練習はとても大切であり、上手くできるようになることは大事です。

しかし、本当の目的は試合で使える技術を身につけること、そのためにやっているトレーニグ。

ボールを止めて、蹴る時に試合をイメージしてやることでこのトレーニングは意味を持ちます。

試合に繋がらないトレーニングは練習のための練習です。

 

そこがズレているといくらトレーニグしても自分が求めているものが得られなくなってしまします。

 

 
サッカーを愛して

サッカーに傷ついて

それでもサッカーが大好です。

久保田勲のプロフィール 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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