夏合宿開催しました! 〜気づき・自分ごとになる瞬間とは〜



普段から子どもたちを見ていると、「やらされているサッカー」ほど面白くないものはないとつくづく思います。

 

どうすれば「やらされるサッカー」から、「やるサッカー」になるのか?

という疑問を持っていましたが、今回の合宿を通して少しわかったような気がします。

 

今回の合宿は対話とサッカーと言うテーマで行いました。

 

それは私自身がサッカーだけをやってきたけど、自分の考えや気持ちを人に伝えることが出来なく、サッカーでもそのことによってと苦労したからです。

 

そしてこれはサッカーだけでなく、普段の生活や結婚生活でも困りますよね。

 

そんな思いから、子どもの頃から自分の中にある「なにか」をしっかり相手に伝える力を身に着けてほしいと開催したのです。

 

これは筋トレと同じでトレーニングすれば出来るようになるります。しかし、日本の従来の教育の中で育っているとどうしても自分の意見を言うことが苦手になることは少なくありません。

なぜなら、どんなことも口に出すというトレーニングがないし、思いのままの言葉を口にしても、受け取ってもらえない。あるいは怒られるということが多いからです。

 

また多くの授業は、先生から教わり、それをただ聞いているというものです。

 

そんな教育であり、一昔前までは、それが社会に出て生きる方法だったし、

むしろ自分の意見など持って上司に意見を言う人は嫌われたのではないでしょうか。

 

でも、サッカーのケースでいうと、ピッチの上では、自分の思ったことをすぐ口に出すという余裕はないのはもちろんですが

試合が終わってからや、普段の生活で相手を尊重して話し合いを進めることの大事さは

35年しか行きていない僕でも痛いほど感じています。

 

話がそれてしまいましたが

合宿では自分の思いや考えを相手に伝え、相手のどんな考えや意見も尊重する、そんなサッカーの合宿にしたかったのです。

 

 

今回の合宿では、子どもたちに料理の献立や準備、宿舎の掃除、試合のメンバーやアップまで任せました。

その時時でリーダーを決め、話し合いをしてもらいました。

 

そうするとそれぞれが自分ごとになる、

自分ごとになると、びっくりするくらいスムーズに事が進みました。

 

私は遠くから見守っているだけだったのです。

 

見守っていると、こうしたほうがいいのに!と大人である自分の意見や考えが正しい!となりがちでしたが、そこはぐっとこらえました(笑)!

 

子どものどんな意見や考えも尊重すること、そして任せること。

それがあると子どもは自分ごとになり、

自分からサッカーをやるようになるんだと、体験を通して実感できたことが新しい発見になりました。

 

子どもの意見を尊重するときコーチとしての意見をしっかり伝える時、

このタイミングとバランスはとっても難しいですがこれからもトレーニグして(笑)

 

普段のスクールにも今まで以上取り入れていきたいと思います。

 


片野選手、子どもから冬合宿のオファーありました!

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(山梨県北杜市/長野県茅野市で行っているサッカースクールです)
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