Football life
~ サッカーと人間関係からわかる自分の秘密 ~
元プロサッカー選手の久保田勲です。
現在はサッカーと人間関係をベースに東京の国士舘高校、山梨の帝京第三高校の高校生を教えています。
『思考と感情とサッカー』
レールを惹かれた人生は、退屈に感じる。
人にいわれた通りにやるサッカーは退屈で、窮屈だ。
そして楽しくない。
ここがサッカーの難しいところ、
選手から考える頭を奪い、ルールで固めればある程度は結果が出る。
しかし僕は、それに魅力を感じない。
選手が自らのアイディアで行動をはじめるには時間がかかる。そして結果が出る保証はない。
ただ僕は、その選手のアイディアで局面を変えるサッカーにワクワクする。
しかし、サッカーは何も枠のない所で自分のやりたいように、自由にやっていればうまくなるような物ではないと思う。
新しい料理を生み出すよりも、料理のレシピを見て創った方がよっぽど早くできるように。
サッカーは教わったり、見て学んだり、いろんな事を自分に取り込み、自分とミッスクさせる事でうまくなる。
教わったり、学んだ事を自分にどう取り込むか?
そのが一番大事。
いるもの、いらないもの。
自分の体で感じる事、自分の頭で考える事。
何を感じて、どうやって自分の力にしていくのか?
この判断が鈍っている選手が多いと感じる、
(僕もまだまだ途中)
この判断をするために必要なのが、自分を知る事。
そして、自分を表現する事。
普段から
自分を表現する事をしていないと、自分がわからなくなってしまう。
いつ、何をしたらいいか、
自分で感じられない、考えられない。
サッカーは、表現のスポーツだと思う。
人それぞれ違う表現を出す事でサッカーは魅力的になると思う。
自分を知り、表現する事を忘れないようにしよう。
感じて、表現して。
考えて、行動して。
その繰り返し
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