「得点1点、失点50点を通して感じたこと」
・失点をする
・試合に負ける
・思うように選手が動かない
指導者は試合に勝つようにトレーニングを組み立てます。
緻密に考えれば考えるほどピッチの上でうまくいかない時の失望感や絶望感は増すばかり
そこに何があるのか!?
わかりたいし、知りたい
そんなことを探求してました。
負けた時の絶望感をなんとかしたくて、
絶望感ではなく、達成感や喜びを感じたくて
緻密に考え抜く日々
でも今回の合宿の4日間で50失点、得点1点
それを通して分かったこと
それは
負けること、失点することは監督にとって自分を否定されるような感覚を感じるものだと言うこと
その痛みを受け止めきれないと
選手に対して罵声を浴びせたり、走らせたりする
と言うことになっていると思った。
だから
罰走は無くならなし、選手を罵倒する指導者もいなくならない
つまり全ては指導者の痛みから来ている
その痛みに自覚的になることなくして指導現場のハラスメントはなくならないと思う。
そして
試合に負けることは指導者にとって痛いんです。
だからいかにして負けないかを考え抜く
ただ、それだと
選手は育たない。
いかに勝つか、いかに失敗しないか、と言うことを指導者が考えるから
選手が育つとは、
自分で考え、やってみて、多くのミスや失敗を経験して自分で体験を通して学ぶことだから
その失敗やミスを先に回避してしまっていては選手は育たない。
母親で言えば自分の子供に対して過保護になってしまうようなもの
子供と自分が同一化してしまい、子供が怪我しないように先回りして危険を回避する。
子供が痛い思いをさせない
その結果、お母さんがいないと何もできない子になってしまう。
同じ構造だと
選手が育つ環境を作る、選手の力を奪わない
そのためにまず自分をみること、振り返ること
先日ビジャレアルの佐伯さんの話を聞いきにいってから自分の指導現場で
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