<プロサッカー選手になると宣言した、その後の報告>
プロにもう一度戻りたい!そう思い宣言しました。
なぜ、わざわざ、難しいことをやる!って言ったのか。
たくさんの方にあのとき応援していただいたので、その後を報告したいと思います。
27歳で一度、現役を退いたあと、しばらくボールを触らない日もありました。
サッカーに触れること、そのことを語ることも嫌だったというのに
いつしか、サッカーがしたい!その思いが強くなってきました。
しかし同時に、以前のように、頑張りたくない、苦しみたくない、ミスしたくない、恥をかきたくない、もうあの頃のようにはできないという
葛藤がとても強かったのです。
やりたいんだけどできない、そんな思いの狭間に2年くらいいました。
プロを目指す仲間が集まるFTAでトレーニングしながら、
調子がいいときは、このままプロへと思い、
調子が落ちてくると、自分がすることは他のことなんじゃないか。
サッカーばっかりしてていいのか
そんな都合のいい自分でした。
プロサッカー選手というのはそんな甘い世界ではない。
それは自分が一番よくわかっていましたが、
中途半端なポジションにいる事で得られる何ともいえない心地良さから動けずにいました。
なんども自分の道を行きつ、戻りつしながら、たどり着いた結論が
プロサッカーの世界を目指すこと。
中途半端な自分は好きではない、嫌だ!
そして、この一線を越えなければ先はないという思いから
もう一度チャレンジすることにコミットして宣言もしたのです。
そして宣言してから4ヶ月が経ちプロになったのか!?
というと今現在プロではありません。
11月に一度、そしてとあるチームのトライアウト中に二カ所同時に怪我をしたのです。
怪我を招いたのも自分です。
結果として、プロのサッカー選手になることを手放さざるを得ない現実と直面。
その現実を、自分で受け入れ、ほんとうに自分がすべきことを見い出すまでに
とても時間がかかりました。
でも、そのおかげでどうしても動かなかった僕の人生の次への一歩が少し前に進んだようなのです。
この期間で自分がいままで何を恐れていたかがわかりました。
サッカーはプロでないとやる意味がないと思っていたことが思い込みなんだと気づきました。
葛藤の中でいろいろと話し合い、友人や家族への感謝、絆がより一層ふかまりました。
そして小さいころから常にあった喜びの源を取り戻しました。
これからもサッカーと共に歩んでいくことに変わりはありません。
サッカーは大きな喜び。
ここからまた 1つ 1つ 丁寧に 積み上げていきたいと思います。
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