「ピッチの上で湧き上がる気持ち。アスリートの感情の取扱説明書(基礎編)」


競技としてサッカーをやっている人は、ピッチに立つと多かれ少なかれプレッシャーや期待というものを背負ってプレーしています。それがプロのサッカー選手になれば、より多くの人の期待を背負ってプレーをするでしょう。

 

そしてピッチに立てば、ものすごい量のエネルギーが、スタンドからも、チームからも相手からも押し寄せてきます。

 

そのプレッシャーや期待というエネルギーをポジティブ変換出来ると → パワーになり → 結果が出る

 

のですが、

ネガティブに働くと → 怪我やパフォーマンスが低下して → 結果が出せない
ということになることが往々にしてあります。

そして、結果を出せている選手は技術的にうまい、下手よりもこの気持ち、感情(プレッシャーや期待)の扱い方を知っている選手だといえます。

 

ここで最も大切なことが【ピッチの上で何をするか】ではなく、【どう在るか】なのです。僕は、ほんとにメンタル面でダメで(笑)、結果を出せない選手だったのでそのへんのことを長年研究してきました。

 

 

ーーー「自分の気持ち、感情」とは、どんなもの??ーーー

 

自分の気持ちや感情とは、一言でいうとエネルギーです。このエネルギーにはポジティブなものとネガティブなものがあります。

 

良い、悪いではなく、晴れている日と雨の日があるのと同じことです。

 

ポジティブな感情は、自分の願いが叶った時に湧いてくる感情でネガティブなものは自分の願いが叶わなかった時に湧いてくる感情です。

 

自分の気持をパワーに変える時に大事なのが、【自分の願い】を自分でわかっていることなんです!!(ココ重要!!)

 

自分にどんな願いがあるのかがわかると、それだけでパワーに変換することができます。

 

僕の場合は、試合で勝つと、自分の存在価値が満たされて、自分は生きていてOKだと言われているように感じていました。

 

でも負けると存在価値が無くなるようで悔しかったし、苦しかったのです。

 

つまり、サッカーで活躍する=存在価値だったんです。それが良いとか、悪いとかでなくその願いがある。

ということを自分で知っていることが大事。

 

それを知っていれば、存在価値をどう満たせばいいかわかるから。

 

でも、自分の願いがわからないとどう自分の願いを満たせばいいかわからず辛いんです。

その辛い時期が僕にはなが〜〜〜〜くありました。

 

そして、自分の心の中で起こっていることに気がついてから、サッカーをすることに自分の存在価値を重ねずにすむようになり余計な力みが消え、勝っても負けてもそして、点を取っても、取らなくてもボールを取られても、取られなくても余計に苦しむことはなくなり、サッカーをすること、プレーをすることを楽しめ、結果として、以前だったら外しているようなシーンで点を取れるようになったりしたのです。

 

そんな経験から今サッカーを競技としてやっている子どもから大人までの人でサッカーを楽しめていない人へ向けて、何か役立つことがあるといいな〜と思ってこれを書いています。

 

気持ちを扱うために大事なのは自分の気持ち、感情の下にある自分のホントの願いに気づくこと

 

ただ、それに気がつくにはちょっとしたコツがあるのでそれはまた追々書いていきたいと思います。

 

(山梨県北杜市/長野県茅野市で行っているサッカースクールです)
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