『日本人サッカー選手に特徴の無い訳』
皆さんは自分のプレーの特徴を知っていますか?
言い換えるなら『武器』
僕はず〜と平均点より少し上の選手でした。
それが嫌で自分の武器を作ろうと一生懸命トレーニングしました、
しかしある時に気づいたんです。
自分で平均点以上の選手を目指していた事に。
練習が終わってからいつも出来なかった事をどうやったらできるようにするかを考えている自分に気づき、
それはつまり出来ない事を出来るようにする=なんでもある程度できる選手
という事だと。
僕はいつも出来ない事が気になり、出来ない自分を許せないでいました。
自分は完璧でなくてはいけないと思っていました。
完璧からこんなにもほど遠いいのに(笑)
自分の出来ない所を受け入れるとこが出来るとうになると
出来ない事にたいして『ま、いいか』と思える心の軽さが生まれてきました。
そうすると自分がどんな人間なのかがわかり始め、自分の武器もわかるようになりました。
ではなぜ多くの日本人が自分の特徴がわからないかというと、日本の育成のありかたに原因があるのではないでしょうか。
学校の授業やサッカー現場を思い出してください。
僕はこう思う、こう考えるという物を肯定してもらえる空間は少ないのではないでしょうか。
常に正解があり、その正解は自分以外の誰かがもっていることがほとんどなのではなでしょうか!?
それは学校の先生かもしれませんし、サッカーのコーチかもしれません。
そんな環境で生きていると自分がどう感じているか、どう考えているかよりも
『自分はこうすべきだ!こうあるべきだ!』
というふうに自分でない誰かになろうとします。
その結果、自分の事がわからないという事になります。
自分のダメな所、自分が出来ない所を受け入れる事が出来ると
自分の良い所、自分が得意とする所が見えてくると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日は今度からJ3に入るチームの練習に参加してきました。
あたりまえですが今年在籍している関東2部のチームとは選手のポテンシャルや雰囲気が違いました。
そんな中で一生懸命になっている自分に気づき、こんなにも夢中になれる物があるのは幸せだと感じました。
どこでやってもサッカーはサッカーなので自分のサッカーを表現してやりたいなぁと感じた1日でした。
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