今日も東京は過ごしやすい気候でしたね。
八ヶ岳に帰ってきましたが八ヶ岳の寒さもやわらいで心地いい感じがします。
今日はFTAへ行ってきました。
FTAはプロサッカー選手を目指す場所なので海外へトライアウトへ行く選手がいます。
契約する選手。
帰国して次のトライアルにまたチャレンジする選手、だいたいこの2パターンがあります。
いろいろな選手を見て感じた事があります。
(あくまでも僕の経験(自分が痛い目を見た経験)と感じた事から来る主観です。
そしてコミュニケーションが取れているから良い、取れていないから悪いという物ではなくそういう自分に気づき、今の自分を知る一つの材料にしてもらえれば良いと感じています。)
コミュニケーションがしっかり取れている選手はけっこう契約できている。
コミュニケーションが取れていない選手は契約できないかな
と感じました。
どういう事なのかなぁと考えてみると
『自分を、相手を感じれているか?』だけなのではないでしょうか?。
コミュニケーションというのは相手の考えを聞き、自分の考えも伝える。片方だけが思った事をしゃべっているだけではコミュニケーションは成立していません。
コミュニケーションが成立していると感じているのは自分だけだったりします。
サッカーの試合中に思った事、感じた事を発言しているだけではそれはコミュニケーションではありません。それに対しての相手の意見を聞く事、相手がどんな感じか感じる事でコミュニケーションは成立します。
そしてこれはサッカーでも同じだと感じます。
さっきの例から話をさせてもらうと
自分の話ばかりする人、試合中に自分の意見ばかり言っている人はサッカーをする時に『自分はこうしたい!!』
という自分の強い思いがあります。
そこに相手の状況や試合の状況は感じられていません。
そこにあるのは自分がどうしたいかだけです。
自分しかいません。
そんな感じだと
あきらかにシュートチャンスなのにパスをし選択してしまう。
あきらかにパスした方が良い場面なのにドリブルで抜きにかかる。
中盤のスペースが密集している状況で、相手の背後がスカスカに空いている。
でも無理に中盤にパスを入れようとしてパスカットされてしまう。
こんなことありませんか?
僕は数えきれないくらいこの状況ありました。
そしてチームとの契約の時も同じ。
自分のプレーはこれですという物があるのは大事です。
しかしそのプレーだけで契約できるのはほんの一握りの選手。
『自分にはこれが出来る、ここを見てくれ、俺はもっと出来る』と自分側からの要求では契約難しいと。
チーム側からの視点を持てると変わってくると思います。
その選手がチームに入った事でどんなメリットがもたらされるのか?
そのチームはどんな選手と一緒にサッカーをしたいのか?(サッカーというスポーツですが人間がやる事、しょうもない人間とサッカーしたいと思う人はいないと思います。)
自分がプロになるためにイメージしていたプロサッカー選手とチームが契約したいと考えている選手のズレがあるのを感じます。
それは自分と相手を感じていないから起こる問題だと。
結局はコミュニケーションや人間関係がもとになってくると感じました。
この文章を書いている自分が一番『おい!自分はどうなんだ?』
と苦しく感じています (笑)
まだまだ感じれていませんが、感じれてないなぁと感じれている自分がいる事でOKだと。
ただ少しでも感じ始めるとプレーが変わる事は間違いありません。
感じ始めるとめんどくさい事も増えますがその分楽しい事も増えます。
それを日々自分で実験して実感しています。
自分の心と体を感じるトレーニングやってます。
興味あるかたは football-life@isaokubota.net までお問い合わせください。
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