『考えることと、体を動かす事が同時に出来るようになるとサッカーは上手くなる!』
このバイエルンのボール回しを見て皆さんはどう感じますか?
僕はこのボール回しをみて、次のプレーへの準備の連続だと感じました。
パスを出したら次の準備、ボールがこなくてもボールが来たときを想定したプレーの準備。。。。
準備、準備、準備。。。
では準備とはなんでしょう?
簡単にいうと自分のパフォーマンスを100%発揮するためにおこなうものです。
10%の力で勝てる相手なら準備は必要ないかもしれません。
しかし自分よりも能力が高い相手に勝つためには、相手よりも力を出せる状態を作っておく事で能力では負ける相手にも勝つことができます。
そしてそれがサッカーの喜びであり、面白さです。
プレーの準備には
タイミング、ポジショニング、体の向き、プレーの目的を明確にする。
などなど
その時々によって必要な準備はかわってきます。
サッカーは動きながら状況を把握し、判断するスポーツです。
つまり頭と体を同時に動かせないとその状況でベストなパフォーマンスを発揮できないという事になります。
バルセロナの選手は、子供の頃から頭と体を同時に扱うトレーニングをしているのでしょう。だからサッカーがうまいといえます。
日本の場合は、ボール扱いはうまいけどゴールがあり敵がある状態になると急に下手になります。
体を動かしボールを扱うのはうまいけど、同時に考える事が抜けてしまっています。
逆を言えば、これから体と頭を同時に動かすトレーニングを入れていけばもっともっと上手くなるという事。
オシム監督が『考えながら走る』と言っていたのはそんなサッカーをイメージしていたのかも・・・・
うまい選手が考えて走れたら勝てないですね。
頭と体を同時に扱う簡単なボール回しの映像
簡単そうに見えてますが、制限が入ると結構やりづらかったりします。
遠藤なんかは相当レベル高いのできるのでしょうね。
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